賃貸契約の前に大家さんが審査を実施

"これからの時代は分譲で物件を購入するよりも、断然賃貸に引っ越しを考えている人の方が多くなっています。
中には賃貸を一生利用される人も多く、現状の分譲も賃貸として変化をしているのです。賃貸物件への申し込みを行なう時には、大家さんが入居希望者の審査を実施することとなります。
本当に安心して貸すことが出来るのかをこの審査によって大家さんが判断をするワケです。

 

物件の審査の日数の目安は1週間から10日程度となっていますが、もっと早く返事が来ることもあります。
現在の収入と過去に問題が無ければ問題なく審査にパスすることが出来ますので、審査期間中に徐々に引越し準備をしていきましょう。
大家さんの審査の時には不動産会社の人の意見も大きく影響することとなります。
物件探しの際には不動産屋と一緒に行動をすることが多いので、良いイメージを与えておくようにしましょう。"



賃貸契約の前に大家さんが審査を実施ブログ:20/1/25

おいらの家の自慢は「銀木犀」…
高さ、およそ四メートル、
こぶのあるごつごつした太い幹の周りは、
大人が二人がかりでやっと抱えられるほどである。

銀木犀の花びらがほろほろこぼれ落ち、
辺り一面真っ白な雪のように散る様も、また見事!

この銀木犀は、おいらのパパが植えたもの。
庭に植える植木にあれこれ思案しながら、
パパは銀木犀の木を選んだらしい。

金木犀のような強い香りでなく、
それでいて庭木として価値のある苗木を探し、
自らの手でこの銀木犀を庭の真ん中に植えたという。

今では、堂々とした大木に成長し、真緑の生い茂った葉は、
いつもさわさわと、心地よい葉音を立てている。

パパは、三十六歳という若さでこの世を去った。
青年教師の面影の残る遺影が、今でも座敷の鴨居に微笑む。

小学校の教師をしていたパパは、
運動会の校庭の整備作業中、がけ崩れの事故で亡くなった。

幼かったおいらの記憶は実に曖昧で、
パパの思い出は皆無に等しい。
パパの面影すら、思い出すことが出来ない。

しかし、事故当日の周りの騒がしい様子や、
事故を聞いた時の子どもながらに感じた不安な気持ちだけが、
かすかに脳裏をかすめる。

社会人になったおいらは、
気がつけばパパの歳を遥かに越してしまった。

しかし、不思議なことに
子どもの頃からこの銀木犀が大好きで、
毎年銀木犀を見上げては、その豊かな香りに秋の気配を感じ、
心癒され元気付けられて来た。

祖母は毎年必ず時季になると、
一輪挿しにこの枝を挿し、ささやかな家庭の中で、
移り行く季節を楽しんでいた。

そして、
ただ漠然と、いつも心の隅で、
「これは昔々、お父さんの植えた木なんだなぁ」と
おいらは記憶にないパパを思ったりしたものだ。